グリーンスプーンはなぜまずいと言われているのか？口コミを検証

グリーンスプーンは健康志向の冷凍宅配弁当として注目を集めているサービスです。
しかし一部では「まずい」との声もあり、気にはなっているものの自分に合っているのか？や、なかなか注文への一歩が踏み出せないと悩んでいる方も多いでしょう。

この記事では、口コミや実食をとおしてグリーンスプーンが「なぜ、まずいと言われているのか」を徹底的に検証します。
また、味の評判だけではなくコンセプトなども含めて、グリーンスプーンを「おすすめする人・おすすめしない人」も解説します。

グリーンスプーンの運営会社や特徴など

グリーンスプーンは上場企業？：会社概要

グリーンスプーンを運営する株式会社Greenspoonは未上場企業です。
上場はしていませんが、2024年6月には上場企業である江崎グリコ株式会社のグループに加わっています。

現在では大手食品メーカーのグループ会社として、製品開発に力を入れています。

株式会社Greenspoon 代表取締役CEOの田邊友則です。
このたび、株式会社Greenspoonはグリコグループにジョインすることになりました。

note:GREEN SPOONはグリコグループにジョインしました

グリーンスプーンの設立は2019年5月です。
東京都渋谷区に本社を構え、主に野菜を中心としたスープやスムージー、メインディッシュなどを提供しており、健康志向の高いユーザーから支持を得ています。

項目	詳細
会社名	株式会社Greenspoon
住所	2019年5月30日
資本金	1億円
事業内容	ベジタブル・ワンステップミール「GREEN SPOON」の企画・製造・販売
代表者	田邊 友則
所在地	〒150-0012 東京都渋谷区広尾5-19-9 広尾ONビル2F

グリーンスプーンの社長は田邊友則氏：出身大学などは？

グリーンスプーンの代表取締役社長は田邊友則氏。
1988年生まれで、青山学院大学を卒業後、サイバーエージェントに入社。
Amebaブログの広告営業やAbemaTVの立ち上げに携わった後、2016年に退社し、約2年間の海外放浪を経て、2019年に株式会社Greenspoonを設立。

海外在住しながらフリーランスをしていた時に、周囲の「ヘルスケア意識の高さ」を実感し、その体験が事業立ち上げのきっかけになったと言われています。

グリーンスプーンの安全性は？中国産食材は使われているのか？

グリーンスプーンでは、多くはありませんが一部のメニューに中国産の食材が使用されています。

公式によると使われている中国産食材は

• ビーマン
• れんこん
• ブロッコリー
• 人参
• しいたけ　など

ただし、1つのメニューにまとめて使われていることは少ないです。
注文前に原材料を詳しく知りたい場合は、商品紹介ページから確認することができます。

使用している海外産食材の安全性には配慮されており、国産品と同等の安全性のもののみを使用しているとのことです。

食材の約束

海外輸入品は国産品と同等の安全基準のもののみを取り扱います。

Greenspoon：食品づくりの約束

以下は中国産食材が使われているメニューと、使用されている中国産食材の一例です。

メニュー	中国産食材
野菜たっぷりの甘辛プルコギビーフ	ピーマン3色ミックス(中国)
鱈と揚げなすのフルーツ黒酢あん	れんこん(中国)
鰹香る和風出汁の直火焼きハンバーグ	ブロッコリー(中国)
野菜たっぷりの京風そぼろ肉じゃが	にんじん(中国)
国産チキンと揚げなすの和風スパイスキーマカレー	揚げなす(中国)
里芋と豚挽き肉の本格麻婆豆腐	しいたけ(中国)
ひよこ豆と赤パプリカのタンドリーチキン	カリフラワー(中国)・赤パプリカ(中国)
ゴロゴロ野菜とレモン香る塩麹からあげ	カリフラワー(中国)
甘辛ハニーソースの野菜たっぷりヤンニョムチキン	れんこん(中国)
青唐辛子と山椒香る鱈の和出汁あんかけ	たけのこ(中国)
大ぶり茄子とブロッコリーのチリトマトハンバーグ	ブロッコリー(中国)

グリーンスプーンで使われている添加物は？

グリーンスプーンは「安心・おいしい・安全」をコンセプトとしており、保存料・合成甘味料・合成着色料・発色剤・漂白剤は一切使用されていません。

これは食材本来の美味しさを引き出すことを重視しており、無添加にこだわった製品づくりを行っているためです。

添加物の約束

保存料・合成甘味料・合成着色料・発色剤・漂白剤は一切使用しません

Greenspoon：食品づくりの約束

当サイトでは実際に使用されている原材料を確認しましたが、ほとんどのメニューで添加物の使用は確認できませんでした。

添加物の種類や安全性などを知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
▶冷凍宅配弁当は体に悪い？栄養・安全性・添加物の真実を徹底解説

グリーンスプーンのどこがまずい？メニュー12食を実食して評価

グリーンスプーンは痩せる？ダイエットに使える？おすすめできる人できない人

グリーンスプーンは万人向けというより、「特定のニーズに強く応える商品」です。口コミや利用者の傾向を分析すると、向いている人とそうでない人がはっきり分かれる傾向があります。

グリーンスプーンをおすすめできる人

以下のようなライフスタイルや志向を持つ人にとって、グリーンスプーンは非常に魅力的な選択肢です。

野菜多めで健康的な食事をしたい人

グリーンスプーンは一部の食品添加物を一切使わず、さらに減塩・栄養バランスを意識して作られており、日頃から「体にいいものを食べたい」と考えている人にはぴったりです。

グリーンスプーンは1食で何種類もの野菜を使用しており、忙しい日常の中で不足しがちな野菜を手軽に補うことができます。

普段コンビニ弁当やファストフードが多い方の、ヘルシーな調整食としてもおすすめです。

ダイエットしたい人

グリーンスプーンはダイエットにも役立ちます。

グリーンスプーンのメインディッシュは一食350kcal程度に抑えられており、これは成人男性が必要な1日のカロリー（2600～2700kcal）の1/7ほどです。

したがって、1日の食事のうち1食をグリーンスプーンのメインディッシュにすることによってカロリーの過剰摂取を控えることができ、ダイエットにも役立つでしょう。

グリーンスプーンのメインディッシュは糖質も少な目なので、低糖質な食事をしたい方にもぴったりです。

お店のような味を楽しみたい人

グリーンスプーンのメニューは素材の味を引き立てたり、スパイスを上手に使ったお店のような本格的な味付けのメニューが豊富です。
普段、レトルト食品やコンビニ弁当などで済ませている方にとっては、新鮮で非日常感を味わうことができるのもグリーンスプーンの特徴。

グリーンスプーンは週末の自分へのご褒美として、また気分転換をしたいときのリッチな食事としてもおすすめです。

ギフト需要を考えている人

グリーンスプーンは見た目もおしゃれ。
梱包の段ボールのデザイン、付属のパンフレット、商品パッケージも他社にはないデザイン。

ヘルシーなギフトとして大切な人に贈るのもおすすめです。

グリーンスプーンがおすすめできない人

一方で、以下のようなニーズを持つ人には満足度が下がる可能性があります。

コンビニ弁当のような濃い味付けやジャンクフードが好きな人

グリーンスプーンの味付けの特徴として、野菜のフレッシュ感など素材の味を生かして調理されている点があげられます。
そのため普段からコンビニ弁当やジャンクフードの濃い味に慣れている人にとっては、野菜が生煮えに感じたり、味付けが物足りなく感じてしまうかもしれません。

自分でメニューを選ぶのが苦手な人

グリーンスプーンは注文時に自分の好きなメニューを選択できるのが良い点ですが、一方で自分でメニューを選ぶのが苦手な人にとっては、選択の自由があり過ぎて負担に感じてしまうかもしれません。

メニュー選びが苦手な方は、ぜひ本記事のレビューを参考にしてみてください。

▶グリーンスプーンのどこがまずい？メニュー12食を実食して評価

トレーのまま温めたい人

グリーンスプーンが他の冷凍宅配弁当と違うところは、皿に移してレンジで温めなければいけないところです。洗い物を極力減らしたい方にとっては、煩雑に感じてしまうかもしれません。

ただし食器洗いに関しては、「キュキュット泡パックスプレー」などを利用することで、手洗いの時間を減らすことができます。

グリーンスプーンはなぜまずいと言われているのか？：まとめ

グリーンスプーンは、栄養バランスに優れた冷凍スープやスムージーを提供するブランドとして、多くの健康志向の消費者から支持されています。しかし一方で、「まずい」と感じるユーザーも一定数存在しています。

主な原因としては、健康を重視した結果としての「薄味」、野菜そのものの風味を活かした「素材感」、そして「価格に対する期待値の高さ」が挙げられます。つまり、濃い味を好む人や、冷凍食品に即席的な美味しさを期待する人にとっては、満足できないケースもあるということです。

逆に、野菜が好きで、無添加や減塩志向の人、手軽に栄養を取りたい人には高評価。グリーンスプーンは、万人受けを狙った商品ではなく、「健康を意識したライフスタイルを重視する層」に向けた設計になっていると言えるでしょう。

購入を検討している方は、自分の味の好みやライフスタイルに合っているかを見極めることが大切です。初回限定のお試しセットなどを利用して、実際の味を体験してみるのも良い選択です。